プロジェクト概要
クライアントでは、部門ごとに顧客データを独自管理していたため、活用方針に一貫性がなく、全社での意思統一が困難となっていました。
経営層としても「顧客データを活用してどのような未来を実現するのか」が曖昧であり、投資判断や優先施策の検討が進まない状況でした。
本プロジェクトでは、まず経営層とともにビジネス構想を整理し、「全社で目指す顧客データ活用の未来像」を可視化。
さらに、実現に向けた段階的なスコープ定義、投資予算策定、ベンダー費用交渉を支援しました。
また、経営層が意思決定を行うステアリングコミッティを設計・運営し、複数部門やベンダー間の調整をリードすることで、停滞していた議論を前進させました。
ご支援スコープ
1)ビジネス構想定義
「顧客データをどう活用し、どのような未来を実現するか」を経営層とともに可視化
2)プロジェクトスコープ定義
実現に向けた優先施策・段階的な導入スコープを整理
3)投資予算策定支援
ロードマップと実装方針に基づき、経営層が判断可能な投資額を明確化
4)費用交渉支援
複数ベンダーの見積精査と交渉を行い、投資対効果を最大化
5)ステアリングコミッティ支援
経営層を中心とした意思決定会議を設計・運営し、合意形成を加速
6)プロジェクトリード推進支援
経営層・現場をつなぎ、推進に必要な意思決定・課題解消を伴走
7)ベンダーマネジメント
CRMベンダーやSIerとの交渉・調整をリードし、経営の意図を反映
ご支援効果
- 顧客データ活用の全社的な未来像を明確化し、経営層の意思決定を迅速化
- 部門ごとの異なる方向性を整理し、統一された投資方針を策定
- 複数ベンダーとの調整を一元化し、投資対効果を最大化