2025/07 PMO・人材育成事例を更新

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お客様事例

統合顧客データ活用基盤整備プロジェクト(CRM)

Category
DXコンサルテーション
Summary
全社的な顧客データ活用の方向性が定まらず、経営層の投資判断が停滞していた状況を、将来像の可視化とロードマップ策定により整理。投資判断から推進体制構築まで一貫支援し、全社の合意形成と推進力を強化しました。
Client
外資系アウトドアブランド

プロジェクト概要

クライアントでは、部門ごとに顧客データを独自管理していたため、活用方針に一貫性がなく、全社での意思統一が困難となっていました。  

経営層としても「顧客データを活用してどのような未来を実現するのか」が曖昧であり、投資判断や優先施策の検討が進まない状況でした。  

本プロジェクトでは、まず経営層とともにビジネス構想を整理し、「全社で目指す顧客データ活用の未来像」を可視化。  

さらに、実現に向けた段階的なスコープ定義、投資予算策定、ベンダー費用交渉を支援しました。  

また、経営層が意思決定を行うステアリングコミッティを設計・運営し、複数部門やベンダー間の調整をリードすることで、停滞していた議論を前進させました。  

ご支援スコープ

1)ビジネス構想定義 
「顧客データをどう活用し、どのような未来を実現するか」を経営層とともに可視化  

2)プロジェクトスコープ定義 
実現に向けた優先施策・段階的な導入スコープを整理  

3)投資予算策定支援 
ロードマップと実装方針に基づき、経営層が判断可能な投資額を明確化  

4)費用交渉支援 
複数ベンダーの見積精査と交渉を行い、投資対効果を最大化  

5)ステアリングコミッティ支援 
経営層を中心とした意思決定会議を設計・運営し、合意形成を加速  

6)プロジェクトリード推進支援 
経営層・現場をつなぎ、推進に必要な意思決定・課題解消を伴走  

7)ベンダーマネジメント 
CRMベンダーやSIerとの交渉・調整をリードし、経営の意図を反映

ご支援効果

  • 顧客データ活用の全社的な未来像を明確化し、経営層の意思決定を迅速化
  • 部門ごとの異なる方向性を整理し、統一された投資方針を策定
  • 複数ベンダーとの調整を一元化し、投資対効果を最大化