プロジェクト概要
クライアントでは、購買・顧客分析用のダッシュボードを一部のシステム担当者がTableau上で独自に作成・運用していました。
しかし、担当者の離任により帳票の構成やロジックがブラックボックス化。運用不能となるリスクが高まっていました。
そこで、本プロジェクトでは、既存のBIサービスが提供する標準帳票パターンを最大限活用する方針とし、分析項目の見直しとデータ連携要件の整理を実施。
環境構築から実装・連携までを支援し、属人化を排除した運用基盤を整備しました。
ご支援スコープ
1)データ連携項目の定義支援(要件定義)
購買・顧客関連データの取得対象と粒度、項目定義を整理
2)BIサービスへの環境構築・初期設定
データ接続設定、必要なデータソースの作成、参照権限設定などを支援
3)実装フェーズの伴走支援
実際のデータ投入後の帳票確認、調整依頼、動作テストをリード
4)社内関係者との仕様調整
業務部門とデータ定義の認識齟齬を防ぐための仕様レビュー・進行管理
ご支援効果
- 標準帳票活用により独自開発の工数を最小化 システム保守の負荷軽減と属人化リスクを大幅に解消
- UIが統一され見たままの直感で操作しやすい画面となりナレッジ・教育がなくとも活用可能に
- サービス側にサポートサイトがあるため 操作のQAやカスタマイズ依頼はサービス側へのサポート対応となり、システム部門への操作QA時間が大幅に削減