プロジェクト概要
クライアントでは、長年利用してきたWMSが現場ニーズに合わなくなり、日々の業務で多くの非効率が生じていました。
一方で、単なるシステム更新ではなく、業務プロセスの再設計を含めた全体最適を目指す方針が求められていました。
本プロジェクトでは、現場・本部を横断した要件整理を支援し、RFPの策定からベンダー候補選定、ステアリングコミッティでの意思決定支援までを実施。
現場実態に即したシステム構築と運用移行を見据えたプロジェクト基盤を整備しました。
ご支援スコープ
1)現場実態ヒアリングと要件抽出
庫内業務の現行プロセスを棚卸し、改善ポイントと新システム要件を明確化
2)RFP策定支援
業務要件、機能要件、非機能要件を網羅したドキュメントを策定
3)候補ベンダーピックアップと比較検討支援
複数ベンダーからの提案を引き出し、選定方針・評価軸を整理
4)オリエンテーションおよびQA対応支援
ベンダー向け説明会の実施および質疑への対応整理を支援
5)ステアリングコミッティでの合意形成支援
プロジェクトの意思決定に必要な資料・論点整理・進行補佐を実施
ご支援効果
- 現場目線に基づく要件が抽出され、導入後のギャップ発生を最小化
- ベンダー提案の比較検討がスムーズに進行し、意思決定のリードタイムを30%以上短縮
- システム刷新を業務改善の起点として捉え直し、現場と本部の協働体制が強化された